mioren’s blog

愛すべき子供達とスーパーカブと後たまに嫁

オッサン、プライド、スイーツ

これは20代始めの頃から一貫して「バカみたい」と罵られてるが私個人のちっぽけなプライドを守り続けているくだらない物語である。

 

私、斉藤は昔からマックシェイクのチョコ味が世界で1番美味しい飲み物として個人ギネスに登録してるのだが、自分1人でシェイクのみを買うのはいささか恥ずかしいと感じている豆腐メンタルなのである。

 

何人かでマックに行くなら「俺はシェイクのチョコだけでいいや〜」「オマエかわいいもの飲むな笑」な雰囲気で誤魔化せるのだが、1人で「シェイクのチョコをMで下さい」とか言おうものなら(何やこのオッサン、1人でシェイクなんか飲むんかい、しかもチョコでガッツリやん)とか思われてしまう。多分そんな事はあんまり思ってないであろうけど思われてたら恥ずかしい、見ないでー!ってなって赤面してしまう。

 

で、昔から使っているワザが「アイスコーヒーのSと…ええとシェイクのチョコをMで」とあたかも自分が飲むのはコーヒーのブラックなのよ、シェイクは自分以外の誰かなのよ、多分女なのよ、を演出するのである

 

この「…」と「ええと」がミソである、コレを見てる女性の100人中97人くらいは「アホや…」と思っている事であろう、現にコレを嫁含め何人かに話したら全員が「アホ」とか「考え過ぎ」と「ムダ」しか言われなかった。仕方がない、男のプライドとはそういうものだ。「男の子ってそういうとこあるよね」って言った大学時代のゼミの女の子よ、君は正しい、圧倒的に正しい。

 

今日も私はコーヒーは苦くて不味いなあと思いながら一気に飲み干すのである。